歩けば猫と金木犀 セイタカアワダチソウもげんき いつ買おうかいつかと思って暖めている本を買う日

海の水がやけに澄んでいて魚がたくさんいた 鯛にヒラメで竜宮城なのかもしれなくて水がとても多くプールのように 帽子もマスクも携帯も財布もないままふらりでたのでおでこが眩しかった

冬みたいに寒くて、机に座ってると手もかじかむところ 雨上がりと配達を言い訳に外に出るとびっくりしてしまうほど空気が透明でとたんに寒さが嬉しくなる 夜は当日まで知らなかった花火もあがり春以来あいてなかったお店も完全なガードで久しぶりに看板が灯っていた 夏みたいな冬みたいな日

わたしの思っている大匙小匙はほんとうの大匙小匙とちがうと知ったから説明通りにぴっちり計りながらつくるチャイ ひさしぶりの台所には丁度よい

車のバッテリーがあがると心拍数もあがる

配達人と行商人 うつくしいひと皿を眺めまわして干支ひとまわりお裾分け それた台風も雨風は残し細い白線に足をとめる

雨ふりは夢の中、夢の中にでてきそうなこと 実家に着くなり眠りは起き眠りは起きする

なかなか終わらぬおかたずけ 終わらせる意気込み 配達にあちこち行き、やたらとおにぎりをいただく日 そこにこれからあるのうれしさ 妹との暮らし、朝ごはん、朝にくじけてない方が交代につくるの日々たのしかったな