洗濯物から冬のにおいがしはじめた 灯油がそろそろいるかなと思いながら水仙がうさぎの耳みたいにぴょこぴょこでてるのを見つけて春のことも思い出す まだすこし遠い

顔、食べれず持って帰ったのにながめて食べられなかった

ハチワレの模様をやっぱり逆に覚えている あんなに撫でたのに絵に描くと逆向きだ このこは怪我をしていたけれど見通しいいところに住んでいてごはんをもりもり食べたらはやく治るだろうか 治るといいな いいものをしっかりみた いい声が廻っていた 音符みたいに並んで柔らかでいるのにそこにあることにどうしても意思を感じる配置の空間をうれしく眺めた

山の道を通るとひっつき虫だらけになる季節 まぶしくやわらかく 言わないことも言うこともだいじだと思う その先がつくれるなら ひとつおいてひとつすすむ、でも振り返る あらいぐまのトレーナーを来たバイクの人がふさふさの長い尻尾をつけていた 夕暮れの飛行機雲は彗星みたい 長い物載せた車が目印につける垂らした旗もなんだかすき

橋が山みたいで、山が橋みたいだった 振り降りる訪れにうれしいたのしいさびしいを持つ帰り道 振り幅のふるえなのかな そしてげんきをもらう 待っていたり忘れたりしてた芽がでた